本日は会社オフィスで作業してました。
4月からのプログラミング教育必修化に向けてのニュースをチェックしていると、各自治体の教育委員会が対応に苦慮していることがわかります。
パソコンやタブレットを用意するところまでは決まっていても、国が示すプログラミングの定義や授業の進め方が曖昧なため、「マニュアルがない」「先生がそもそもプログラミングがわからない」「現状のカリキュラムで手いっぱい」などなど問題山積、という感じです。
「なぜ、こんな現状で国がプログラミング教育を推し進めるのか? 児童全員がIT関係に進むわけでもないのに・・」といった論調の記事にも時々行き当たります。
しかし私は、今回の指導要領は多少ひいき目かもしれませんが、日本人の思考体系・言語体系を一変させるインパクトがあると思っているんです。
プログラミング言語は基本、英語とよく似ています。
まあ、英語圏の人が主に開発しているので当然といえば当然ですね。
例えば 「11.2かける0.3は?」をプログラミング言語(Python)で書くと 「print 11.2*0.3」となり、答えは「3.36」になります。
すごいスッキリしているでしょ。
「月がとっても青いですね」≒「もう少し二人きりで夜道を散歩しましょうよ」
このように日本語はすごく文学的な表現ができます。
しかし、明確な表現が必要なプログラミングにはまったく向いてません。
日本語ベースのプログラミング言語がほとんど使われないのはこの辺に理由があるようです。
私はプログラミング教育世代の子どもたちの日本語が、いま我々が使っている日本語より、だいぶプログラミング向きのものに変質するんじゃないかと思っています。
これがモノづくり社会からコトづくり社会に変わっていく日本にどんな意味を持つんでしょうでしょうか??
それを国をあげて何とかしようというのが今回の新指導要領のキモなのではないかと思います。
いま私たちにその準備があるのでしょうか?
私たちプロスタキッズには、その準備があります。
その真実は近日公開ですからお楽しみに!!