第3章(黄色のマークをクリックするとより詳しい注が読めます)
IT人材を育成することは国際社会における日本にとって急務という事実と、プログラミングの習得は子どもたちの未来を拓くことに直結するという事実についてお話したいと思います
現在小学生のお子様が20歳前後になる2030年、日本においては必要とされるIT人材165万に対して最大79万人不足すると言われています。
つまりこのままだと、日本は必要なIT人材が約半分しかそろわない、という結構大変な状況になりそうだということです。
この現状に日本政府もただ手をこまねいているわけではありません。
2017年3月に文部科学省は小学校の新学習指導要領を公示しました。
その中に「情報活用能力の育成を図るため、各学校において、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること」と初めてプログラミング教育への取り組みを示し、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることが明示され、ようやく日本にもプログラミング教育必修化の道が開かれたのです。
さらに大学入試においても2025年1月から「大学入学共通テスト」の入試科目に情報Ⅰ(幅広い教養)・情報Ⅱ(AI・VRなど)が入ってきます。
現状では有名大学の情報系の学科に入学した学生さんでも、プログラミングはおろかパソコンすら未体験、という事が普通にあるそうです。
しかし今後はそういったことはなくなり、情報系の学科はある程度下地が出来た学生さんだけ、という選別、絞りここみが進みそうです。
2025年から変更、ということは2019年の春に中学一年生になるお子さんからその対象になる、ということですから、そろそろ準備が必要ですね。
そういった流れを受けて、「日商簿記」などキャリアアップ資格でおなじみの日本商工会議所が「日商プログラミング検定」に小学生向けの「エントリー」級を設けました。
登校でもオンライン受検できますからご興味のある方はこちらご覧ください。
https://www.kentei.ne.jp/pg
ここまでをまとめると
「IT人材の育成は日本にとって急務であり、日本国としての教育政策がその方向に大きくかじを切っている」ということです。
第4章に続く
最後までお読みくださりありがとうございます。
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