5)「AI・ロボット」問題と「プログラミング思考」
2019年05月07日
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さらに最近になって私達の教育に対する認識を大きく変えざるを得ない問題が出てきました。それが「AI・ロボット」問題です。
2015年12、月オックスフォード大学 カール・ベネディクト・フレイとマイケル・A・オズボーン、野村総合研究所の共同研究結果が発表されました。
その発表によると
「2033年までに日本において会計事務員や配達員などの労働者49%が、人工知能やロボットに置き換えられる可能性が高い」
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf
ということなんだそうです。
つまりこの研究結果が現実のものになった場合、現在の労働者が行っている仕事の約半分が、人工知能やロボットに代替が可能ということになるわけです。
一方、医師や弁護士、教師、漫画家など創造性やコミュニケーション能力が必要な職業は、代替が難しいことも分かっています。
乱暴な言い方になりますが、これは創造性を発揮してAIをアシスタントに使う職業しか残らないということで、これからの世代はAIロボットに代替可能性が低いアートの要素を含む職業選択が必要ということになるのではないかと思います。
じゃあこれからの時代をになう子どもたちはいったいどうすればいいんでしょう。
それを実現するのが今回文部科学省も提唱している「プログラミング思考」なんです。
第5章に続く・・
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