小学生向け プログラミング教室

9)プログラミング教育 海外と日本の現状
2019年10月10日

ここで、海外のプログラミング教育の実態を見てみましょう。

最近ブレグジット問題で揺れているイギリスですが、プログラミング教育ではだいぶ先を行っている感じです。

小学校では2014年からすでに「コンピューティング」が必修科目になっていて、なんと4歳から遊びながらプログラミングの概念に触れ、11歳で実際にプログラムを作る段階的なカリキュラムが実行されています。

またBBCで開発された教育用のマイコンボード「マイクロビット」が11歳から12歳のすべての生徒に無償配布されています(マイクロビットは日本でも販売されており2000円で手に入れることができます)。

各国の実例を表にまとめてみました。

「世界第3位の経済大国の日本がITでは10位程度」というお話を第2章(https://www.programming-sendai.com/?p=326)で書きましたが、IT教育の分野でもだいぶ遅れを取ってしまっているようです。

   国 名  必修化時期         内   容
ハンガリー 2003年 アルゴリズムなど
ロシア 2009年 アルゴリズムなど
エストニア 2012年* 小学校1年生(義務ではない)
イギリス 2014年 アルゴリズム・プログラミング・デバック
オーストラリア 2015年 ビジュアルプログラミング
フィンランド 2016年 ビジュアルプログラミング
韓国 2016年 小学校で正規科目化
日本 2020年 ????

日本の内容が???となってますが、ごぞんじのとおり日本では2020年小学校での必修化が決まっています。

実際に日本の小学校でどのようにプログラミング教育がなされるかというと、「新学習指導要領」によると

「プログラミング的思考」は

・「既存の教科の中で実践」され
・具体的なカリキュラムは「各学校の判断で実施される」

ということです。

世界と比べると日本はまだまだ試験的な段階といえるかもしれません。

ですが今後は読み書きや計算と同じようにプロフグラミングも一般教養として必要になっていくでしょう。

ここで軽く日本の各省庁としてのプログラミング教育への取り組みにも触れておきましょう。

基本日本のIT立国への旗振りと総括役は総務省です。

そのなかで文部科学省によって2020年から「プログラミング的教育」が小学校で必修化されることになりましたが、現状では学校でプログラミングを教えることのできる人材が不足しているのが現状です。

そうでなくても学校の先生はオーバーワーク気味で、先生方も「これから勉強」というのが実際のところのようです。

実際の教育現場の声の事例はこちら参照ください
「もう、やってられない」 中教審で現場教師の本音訴え 教育新聞

そこで学校内での取組は文科省、そして総務省が学校外での取り組みをして、外部の力を使って克服を目指そう!ということのようなんです。

プログラミングの子供向け検定制度の充実なんかもこの流れが関係しているようですね。

サッカーで例えると

学校では体育の授業でサッカーに触れさせることで全校児童にサッカーの基本と興味をあたえ、本格的な技術取得はスポ少や、サッカークラブで、という感じでしょうか?

何れにせよプログラミングの本格的習得は「学校でやれば十分」という感じではなさそうですね。